過敏性腸症候群の検査・お薬・食事過敏性腸症候群の検査・お薬・食事

過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群の検査・お薬・食事過敏性腸症候群とは、腸に異常がないにもかかわらず、腹痛を伴う便秘・下痢などが続く腸疾患です。
便通の異常で医療機関を受診した方のうち、約2~3割がこの過敏性腸症候群と診断されています。国内ではそれほど一般的な病気となっています。

過敏性腸症候群のタイプ

過敏性腸症候群は、便の状態に応じて、以下の4つのタイプに分類されます。

便秘型

排便が困難で、痛みを伴うほどの硬さの便が特徴です。便の形状は、コロコロと小さく分離していたり、コロコロとしたものがくっついた状態で見られます。
ストレスが溜まると便秘症状が強くなる傾向にあります。

下痢型

形がないほどやわらかい便、ほとんど水分だけの便がこれに該当します。
強い緊張を感じたときにお腹が痛くなったり、便意を催す傾向にあります。

混合型

便秘型と下痢型が同じような頻度で混在するケースです

分類不能型

4つのタイプの中では、便の状態がそれほど悪くありません(極端な下痢、便秘にならない)。ただし、表面にヒビの入った硬めの便、ちぎれたような軟便などが見られます。

過敏性腸症候群になりやすい年齢、体質・性格は?

年齢の傾向

過敏性腸症候群は、男性では働き盛りの30~40代、女性では20代と50代によく見られます。
ただ、近年では男女問わず10代の方の発症も増えています。

体質の傾向

腹痛に限らず、精神的なストレスが体調に現れやすい方は、過敏性腸症候群の発症リスクが高いと言えるでしょう。
また、過敏性腸症候群は、遺伝的または体質的リスクを基盤として、ストレス、生活習慣などが影響して発症すると言われています。そのため、過敏性腸症候群の方のお子様も発症のリスクが比較的高くなるようです。

性格の傾向

排便の回数や症状は人によってそれぞれ違う個性みたいなもので、排便に対する理想が高いといつまでも納得いかない方もおられます。

過敏性腸症候群の検査・治療・お薬について

検査について

過敏性腸症候群の検査について問診にて自覚している症状、症状の現れ方(頻度・期間・タイミング)、排便の状態の他、これまでにかかった病気、食事を含めた生活習慣、感じているストレスの有無などをお尋ねします。
その上で、必要に応じて、血液検査、腹部X線検査、大腸カメラ検査などを実施し、診断します。
過敏性腸症候群はあくまで、大腸に異常(がんや炎症)がないことが確認できて診断が可能となります。

治療・お薬について

症状に応じて、お薬での治療を行います。
消化管の働きを整える薬、腸の調子を整える薬、便の状態を整える薬などを使用します。
また、ストレスが大きな原因となっている場合には、抗不安薬や抗うつ薬なども適切に選択し、使用します。

過敏性腸症候群に対する予防

過敏性腸症候群の予防では、食習慣の改善、生活習慣の改善、そして、ストレスとうまく付き合うことが大切になります。

食習慣の改善

まずは3食を決まった時間に摂り、身体のリズムを整えましょう。ストレス解消は大切ですが、暴飲暴食は胃腸に直接刺激を与えることになりますので、できるだけ避けましょう。
過敏性腸症候群の予防においては、食事内容にそれほど神経質になる必要はありません。栄養のバランスが良いに越したことはありませんが、「おいしいものを、腹八分目まで」というつもりで、食事を楽しみましょう。ただし、刺激の強いもの、冷たいものなどは、できれば避けてください。

生活習慣の改善

十分な休息、睡眠時間を確保しましょう。また、喫煙している方は、禁煙しましょう。
朝、便意がなくともトイレに行く習慣を身に着けると、だんだんと決まった時間に排便できるようになります。

ストレスと“うまく付き合っていく

ストレスは、「排除しよう!」と意気込んで立ち向かっても、ゼロにはなりません。ストレスを減らすために身体の調子を整えたり、考え方を変えたりすることは大切ですが、やはりどこからか、ストレスはやって来ます。また、社会的立場上、どうしても避けられないストレスというものもあるでしょう。
発生したストレスをいかに解消するかに重きを置きましょう。身体と心が元気なうちに、スポーツや読書、音楽鑑賞、旅行などの趣味を見つけておくと良いでしょう。
どうしても避けらない問題は、先送りせず、早めに取り組むのもストレスを小さくするコツです。

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